
部屋の壁に貼った東北の地図にマーカーで印をつけた。
借りているバイクパーキングから100km程度の地点に。
なぜ100kmかというと、私にとって1日に走る距離として100kmがちょうどいいからだ。
気になった場所でバイクを止め写真を撮る、ぼんやりする、お茶する、一休みする、トイレ休憩する、ご飯を食べる、産直で野菜類を見て萌える、温泉に入る、その他もろもろ、旅をするといろいろな誘惑に心を奪われる。
だから、私のツーリングは距離が伸びない。ヘタすると、数10kmで7時間も費やしたりする。
だから、1日の走行距離は100km程度に想定して、宿の予約などしようと考えている。
目的地へ行く前の道程の途中の風景やら何やらを見逃したくないし、立ち寄りたいし、地元のちょっとした物を食べてみたい。つまり、欲張りなのだろう。
ましてや桜。
桜の木は、花が咲いて初めて、そこに桜の木があったことに気づくことが多い。
有名な桜並木や大木の一本桜はともかく、山の中腹、民家の庭、え?そんな場所にこんな立派な桜が!と驚くこと、感動することもある。
だから、何度バイクを止めるかわからない。
そんな時、車高の低い、足付きの良いスレンダーなティーダ(KAWASAKI 250TR)は、本領を発揮してくれるだろう。だから、選んだとも言える。
次に地図に印を付けるのは、桜の名所。
名も無き私だけの桜を見つけたいけれど、いちおう名所も抑えておきたいから。
あとはいつどこへ行くのかを絞り込むこと、宿を探すこと、桜の咲く時期を見逃さないこと、有給をいつ取るか決めること。
それらがかなり難しい。
そして、費用。あるのか私。。。
桜前線を見つつ、柔軟に宿やルートや目的地を変えること、それも頭に入れておこう。

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